中日根尾昂外野手(22)が、2022年5月21日に行われた広島戦で、ピッチャーとしてもプロ初登板を果たし、二刀流としてデビューをされています。
根尾さんは、幼少期からスキーと野球の二刀流でどちらも好成績を残し、学業成績もトップレベルで医学部の進学も考えていたそうです。
今回は根尾さんの幼少期や学生時代の学業成績にフォーカスしていきましょう!
根尾昂は幼少期から二刀流でエリート?
根尾昂は幼少期からエリートだったようで、小学生時代には中日ドラゴンズジュニアに選抜され、中学時代にはスキーの全国大会で優勝し、世界大会にも出場した経験があります。
ドラゴンズジュニアに選抜される
小学校2年生の頃に「古川西クラブ」に入団し野球を始めた根尾さんは、主に投手と三塁手を務めていたそうです。
その後、ドラゴンズジュニアに選抜され、活躍されています。
投手や三塁手としてだけでなく、バッターとしても素晴らしい根尾さんは、上記の動画で鋭い打球をライト線に飛ばし、三塁打を放っています。
足も早く、余裕を持って三塁ベースを踏む姿を見ると、この頃から将来を期待してしまいます。
将来を期待したのは、もちろん私だけではありません。
野球用具の元担当者でゼット株式会社の名古屋支店でリーダーの肩書きをもつ伊藤嘉浩さんも根尾さんの将来を期待された一人です。
伊藤さんは、当時12歳だった根尾さんのサポートをされています。
「選ばれたドラゴンズジュニアの中に入っても、光っては見えましたし、すごいとも思いましたよ。
https://number.bunshun.jp/articles/-/848031?page=2
でも野球をやっていればケガもある。
スキーもやっていたので、そこで骨折することだってあるかもしれない。
何より小学生に無償提供するのは明らかに行き過ぎている。
そこでイネさんを通じて、用具を買っていただく。
その上でしっかりサポートやアドバイスもさせていただきますよとなったんです」
※イネさん:高山市のスポーツショップイネの店主
30年以上のキャリアをもつ伊藤さんにとっても前例のない特別待遇だったそうです。
根尾さんは幼い頃からそれほどまでに将来を期待させられてしまう逸材だったということでしょう。
野球だけでなく、スキーもやっていて、ケガのリスクのある根尾さんに対し、サポートをすると決めた伊藤さんの想いが素晴らしいです。
また、そこまで期待をされる根尾さんが単純にすごいな!と思ってしまいます。
そんな根尾さんは、中学時代にはスキーで全国制覇を果たされています。
スキーで全国制覇を果たす
中学時代にはスキーの全国大会で優勝を果たし、世界大会に出場された経験があります。
小学生の頃からスキーでも有名なのかと思いきやそうではなかったようです。
当時はスキーと野球の二刀流で、他の選手より練習期間と時間が短かったため、小学生の頃は無名で、ぱっとしない成績だったようです。
そんな時に根尾さんは、
「スキーで全国制覇して野球一本に絞る。」という周囲も驚くような目標を立てられたそうです。
当時根尾さんに指導していたコーチは、
「夢物語じゃないけれど、できればいいな…ってくらいの目標だったんですけど、その目標に向かって彼は相当努力した。」と話されています。
根尾さんは、山頂につくまでのリフトでの移動時間でもお父さんの撮られたビデオを見ていたそうです。
また、休憩の時間もビデオを見ながら食事を取り、食べ終えると練習の前にも滑りに行ったりと誰よりも努力をされていたそうです。
自分の立てた目標に対して真摯に向き合い、努力される姿は誰にでも真似のできることではないので、本当に素晴らしい方ですよね。

中学校2年制の頃に、青森県の大鰐温泉スキー場で行われた第52回中学校スキー大会に出場されています。
その大会で「スキーで全国制覇して野球一本に絞る。」という周囲も驚くような目標を見事達成されています。
その後、野球一本に絞った根尾さんは、中学3年生には最速146km/hを記録し「スーパー中学生」として注目される存在となっています。
根尾さんは野球やスキーで優秀な成績を残すだけでなく、学業の成績も優秀で医学部進学も考えていたそうです。
学業成績もトップレベルで医学部進学もあった!
根尾さんは野球やスキーなどの運動の成績だけでなく、学業の成績も優秀で医学部進学も考えていたそうです。
学業成績はオール5
根尾さんの中学時代の成績はオール5で、偏差値は70を超えているそうです。
根尾さんはあるインタビューの中で、
「先生方は僕たちが知らないことしか教えないわけですから、それを教えてくださるんだと思って聞いていました。
https://number.bunshun.jp/articles/-/831668
授業が終わったら、今日はこういうことを学んだんだなと、ノートに整理する。
オール5を目指していたわけではなく、どの教科でも手を抜かないという意識を常に持っていました」
と語られるように、勉学でも優秀であったようです。
根尾さんのご両親やお兄さんが医師ということもあり、医師の道に進むか真剣に迷われていた時期もあったそうです。
根尾さんは医師ではなく、プロ野球選手の道を選ばれています。
医学部に進学せずプロ野球選手を目指す
根尾さんは、医師ではなく、プロ野球選手の道を選ばれています。
根尾さんは中学3年生になった6月ごろ、大阪桐蔭の練習を見学に行かれています。
そこで西谷監督は「日本一を目指して一緒に頑張らないか」と言った後、
「もし、医者を目指すのなら、今日でお別れにしよう。
うちの練習は厳しいし、それだけの勉強時間を取るのは難しいと思う」と告げられたそうです。
根尾さんは、「僕はプロ野球選手になりたいです。よろしくお願いします」と伝えその後、大阪桐蔭高校に進学されています。
1年生の夏にはベンチ入りを果たし、2年生の春から3年生の夏まで4季連続で甲子園大会出場しています。
2年生の春、3年生の春・夏で全国優勝を果たされています。
甲子園での活躍などもあり、
2018年10月25日に行われたドラフト会議では中日ドラゴンズ、北海道日本ハムファイターズ、読売ジャイアンツ、東京ヤクルトスワローズの4球団から1位指名を受け、抽選の結果中日が交渉権を獲得。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A0%B9%E5%B0%BE%E6%98%82
見事中日ドラゴンズでプロ野球選手となっています。
根尾さんの素晴らしいと思う点は、有言実行であるということです。
「スキーで全国制覇して野球一本に絞る。」という周りが驚くような目標を立てても、誰よりも努力をすることで、難しいと思われた目標を達成されています。
きっとプロ野球選手になるという目標を立てた時も、誰よりも努力をされていたのでしょうね。
まとめ
中日根尾昂外野手(22)が、2022年5月21日に行われた広島戦で、ピッチャーとしてもプロ初登板を果たし、二刀流としてデビューをされています。
根尾さんは、幼少期からスキーと野球の二刀流でどちらも好成績を残し、学業成績もトップレベルで医学部の進学も考えていたそうです。
今回は根尾さんの幼少期や学生時代の学業成績にフォーカスしていきました。
運動や勉学どちらも本気で取り組まれ、誰よりも努力をされていたからこそ、結果を残されています。
周りが驚くような目標を立てても達成してしまう、根尾さんはかっこいいです。
また、毎日努力をされる継続力も素晴らしいと思います。
今後も根尾さんのご活躍に期待しています。
コメント